マリアンヌの憂鬱の感想

キノコホテルすごいわ、圧倒的個性だね。


ここから下は僕の個人的な意見・感想です。怒ってしまうような人は見ないでね（そんな内容ではありませんが）。

評論家気取りでありますが、ただの素人です(笑)


サウンドは、ベースがよく聞こえてくるような気がする。自分がベース弾きだからではないと思います。ボトムでリフを刻むタイプの楽曲はスパルタローカルズしかり好きであります。このベースラインは好きですね。そのフレーズが要となっています。そして音も太い(笑)で、ギターのアレンジも音色（特にリバーブの感じとか）もどこか懐かしい雰囲気であります。でも、全部通して聴くと昭和っぽすぎる曲はそんなになくて、あくまでも雰囲気が感じられる程度。

しかし、何が秀逸って歌詞だね。１曲目と８曲目のアルバム内のキノコホテルの音楽世界の始まりと終わりを感じさせるもので、２～６曲目（５曲目はインスト）は意外とストレートでわかりやすい。ダラダラしていないからいいね。雰囲気と相まってすごく熱いものが感じられたね。

平成生まれだけどプレイバックpart2とかセーラー服と機関銃とか好きです。ピンクレディーとかかっこいいと思います。そんな僕です。


８曲ということで、聞きやすいアルバム（３０分くらい）。逆に言うとすぐに聞き終わってしまいちょっと物足りない感があった。すごい耳に入ってきて、なぜか時間をあまり感じないからかもしれない。全体的にヘビーなサウンドではないので、もう１曲パンチの利いた曲があれば、満足でした。１回では満たされない。逆に、何回も聴くならたぶんちょうどよいのでしょうが。


それでも、個性の塊を見せつけられたすさまじい作品ではありました。早く実演会が見たいね。惚れてしまいます。